迷霧の陥穽 第三話

 緩やかな坂道が続いていた。数歩先に瑞穂が、短いスカートをゆらゆら揺らしながら京平の前を歩いていた。

「善は急げって、これからか?」

「そう」

 無邪気な笑顔で瑞穂が答えた。窓からは幾分か風が入ってくる。

 ほんの数秒、いや、本当はもっと長かったのかもしれない。

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ホラー
2008/02/21




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