迷霧の陥穽 第二話瑞穂の申し出に、京平は意外な顔を見せた。こんな何処の誰とも知れない地図、全てが嘘かもしれない、逆に本当かもしれない。そんな不確かなモノを持って、その示す場所を探そうと言うのだ。
「マジで言ってる?」
「うん」
瑞穂はにっこり笑うと、大きく首を縦に振った。意外な展開と言うのはこういう事をいうのではないか? 京平は今そう感じていた。
二人は改めて、それぞれに送られてきた地図の検証に入った。まずは京平に送られてきた地図。何処かの町だと言うことは見当が付いていた。
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