The on-person-one-language method ②

このやり方についての体験談を書いてくれたもう一人の親御さんはジョエルでした。彼女はスイス出身でフランス語が母国語です。イギリス人と結婚し、イギリスに住んでほぼ20年になり、十代のお子さんが二人います。ご主人は立派なフランス語を話すのですが夫婦の会話はいつも英語です。二人は考えた末(conscious)に子供たちをバイリンガルで育てることを決め、「ひとりイチ言語」の手法を取ることにしました。

「オリビアには私がフランス語で話し、夫は英語で話しました。娘は1才半から2才になる頃には言葉も上手になり、私にはフランス語で、夫には英語で話しかける(address)ようになりました。」
更に彼女は続けます:「けれども、状況は徐々に変わって来ました。息子がフランス語を話すのを端から嫌がった(refused right from the start)のです。娘が5才、息子が2才半になる頃まで私は子供たちにフランス語で話していましたが、幼稚園に行き始めると、息子は私がフランス語で話しかけると返事もしなくなりました~それでも更に一年程は続けましたが。」

「息子が3才半になった頃、あれこれする(mess around)よりも、息子にはひとつの言葉で話しそれを身に着けてもらうことの方が大切だとの結論に至りました。二人の子供に違う言葉で接する(deal with)のが私には大変なストレスになってしまったので、英語を話すという方針に鞍替えしました(went over to)。」

この手法にはいくつか問題点があることもはっきりしています。人は二つの言葉を役割に応じて使い分けきることが出来るのでしょうか? 例えば、配偶者であり親であるというように二つの役割がとても近い場合はどうでしょうか? ひとつ明らかな答えがあります。家族の誰か一人が疎外感を覚えてしまう(feel left out)ということです。ジョエルは語ります:

「息子がフランス語を話したがらなかった(wouldn't speak)のは、おそらく、私と夫が常に英語で話していたので、息子は自分が私たちの会話からから仲間はずれにされた(excluded from intimate relationship language)と感じてしまったのがひとつの理由だと私たちは思っています。」

この問題はいつも親子間だけのものとは限りません。結婚生活が繕われてようやく保たれている様な場合(going through a difficult pach:編注訳では「苦難の時期を経過しつつある場合」)、バイリンガルの環境は夫婦間の問題を悪化させる可能性があります。ある母親が述べた様に、ある言語での親子間の会話に配偶者が入れないような状況は、「自分の家に秘密の

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大学(通信) | 学問・資格 | 慶應通信の英語Ⅶ The Bilingual Experience
2008/10/17




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