ダサいはずのカポタスト斉藤和義の「幸福な朝食、退屈な夕食」って歌に「ダサいはずのカポタスト」って歌詞がある。そう、僕も最初は思っていたのデス、「カポタストって、どうなの?」と・・・。
カポタストの役割はふたつ。「キーを変える」「コードを変える」。まあこのふたつは「同じ事」だと言えばそうなんだけど、コードを変えるってのは、例えば「Fのコードはムツカシイからカポを5フレットに付けてCで弾いちゃえ!」って事デスネ。
「FがCになったって、他のコードはどうなるんだよ!別のコードがFになったり、B♭になったらどうすんだよ!」って言う人はあんまりギターで弾き語りしない人ですね、きっと。カポ5でFになるって事は元はB♭で、B♭になるって事は元はE♭ですね。キーFの曲にB♭とかE♭は滅多に出てこないです。あんまり心配はないですね。
が、つまりその「ムツカシイから簡単にする」ってのが、どうなのか?って事ですよ。FだろうがB♭だろうがE♭mだろうが練習して押さえられるようになれや!って言われたら、どうしよう・・・。つまり難しいコードから逃げているわけだから「ダサいはず」と斉藤和義は歌っているんです(と、思う)。
が、斉藤和義は「ダサいはず」とは言っているけど「ダサい」と断定はしていない。ここに一縷の望みが・・・・。
僕も最初は「いいんだろうか?こんな安易な道を選んで」と思っていたし、エレキを弾いている友達からはどうも白い目で見られていた気がしていた。が、そんな僕の思いを吹っ切ってくれたのが、マーク・ノップラーでした。
僕がエレキギターにカポを付けている人を初めて見たのがマーク・ノップラーでしたね。「どんだけ昔の話なんだよ!」って事でしょうが、まあいいじゃあないですか。
だが!それ以上に僕に「カポタストはカッコ悪くない!」って確信を持たせてくれたのは、はい、誰あろう、他でもない、ボブ・ディランその人でしたね。
「ドント・ルック・バック」のDVDでもハッキリ観る事が出来るけど、1960年代、最高にカッコよかった時代のディランは、くるくるパーマに黒いレイバンのサングラス、水玉のシャツにジャケット、とんがった靴、そして黒いテレキャスにカポ付けて、更に、ハモニカフォルダーまで首からぶら下げてた。そう、エレキにカポ付けてもいいんデス!しかも、ハモニカフォルダーだってぶら下げていいデス!
エレキに付けていいんだから、アコギにカポ付けてダサい訳がない!斉藤和義も分っているから「はず」とは言っても断言はしていないんだと思う。
じゃあ斉藤和義はカポ使っているか、いないか。使ってますね、はい。「ウエディング・ソング」のジャケ写に不鮮明だけど見える。でも実際に
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