200年住宅

あの「200年住宅」なのであるが、長期優良住宅と名前を変えて、その普及を促す長期優良住宅普及促進法が6月4日に施行されるなど、具体的に進む。少なくとも100年程度の良質な住宅ストックを形成していくということだが、2010年に建てた住宅は2110年まで使い続ける。100年先までその場所にあるということである。100年後、長期優良住宅のみが残って、それが1戸のみポツンと、想像するとおそろしい。ある程度集中させた方が良いようである。ならばどこに集中させるか、少なくとも集中する形で、本気で進めるならばそういった議論も必要なのかもしれない。
長期優良住宅に合わせて?フラット50、メニューが増えるのは良いが、50年先までの生活がイメージできないのに、総返済額の多さ(約2倍の買い物をすることになる)や一向に減らない借入元本などを考えれば難しいように思う、慎重にならざるを得ない。サブプライムローン的にならなければ良いのだが。
今の建物は、築20年で資産価値0?資産価値がない建物にいくらストックといってもどうしょうもない、使用価値にも目を当てる、買うことばかりでなく借りることも視野に入れる、しっかりとした住まいは残っていくのだから。所有と使用を別にするということだが、それには、しっかりと価値を評価する、10年間の瑕疵担保責任を20年間に、住宅性能評価も充実してくることが。
資産(ストック)が市場化(フロー)する、価値が0に近づくのではなく維持していく、手直ししてよみがえる、そのために20年ごとにリニューアルする、それができるのが長期優良住宅と言える。何やらSI住宅のようである。
将来にツケを残さない、それは長く使うことと考えられないであろうか。

欠陥を知りながら合格とした職員を告訴、そんな記事を読んだ。
30mの擁壁を設けて住宅団地を建設したことを思い出す。30年以上前の話なのだが、その当時は豪雨が来るたびに心配していた。生命に係わることはもちろんであるが、損害を考えると、他人事ではない。
しっかりとやっているのか、これはいつも問いかけなければいけない、もう無理と感じれば身を引く選択肢もあると思っている。タイトロープの上で大胆に歩いている状況にあるが、落ちる前に止まることがまちがいない選択と思う、そして横から下から見てみる。
2008年度の政策評価で国交省は約1,722億円分の12事業を中止、評価の視点はNPO活動でも必要と感じる。だが、中途半端に終わっている、多くのダメだしに応えていく柔軟性を持たなければいけないのだが。

フラット100というのが出てくればホンモノ、だが、持続する社会でなければと思う村中秀郎

一感一言 村中秀郎
2009/06/12




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