コオロギおじさんヒミツの嵐ちゃんでの相葉ちゃんのGブリ話を聞いて思い出した話。
以前住んでいたアパートは3階建てで1つの階に2世帯しかない小さなアパートだった。
私たちの隣には年配のおじさんが一人で住んでいて、しょっちゅう廊下でお酒を飲んでいたので何度か話したことがあった。
このおじさんは自宅でコオロギの養殖を内職として行っており、そのせいで我が家にもどこから紛れ込んだのか大量のコオロギが徘徊し、それを見つけるたびに私は大絶叫していた。
別にGじゃなくても黒くて動くものは怖いのだ。
それに眠っていると姿は見えなくてもコオロギの鳴き声が聞こえる。
最初、隣のおじさんがまさかコオロギの養殖をしてるなんて知らなくて、会話の中で
「このアパートコオロギが出るんですよ~珍しいですよね」
「あ、俺が育ててるから。ちっとも金にならないけど」
コオロギ育てていくらになるのか気になったけど、コオロギが家に発生する理由が分かってちょっと安心した。
そんなある日、夜ご飯を食べていたら部屋の電気がいっせいに消えた。
ブレーカーが落ちた?と立ち上がる前に復旧し、一瞬だったので何なんだろう・・・・と不思議だった。
その数日後、私と夫はディズニーランドに行き、幸せな気分で帰宅。
そしたら自宅のアパートの前にパトカーが止まり、私の住んでいる階に警官がいた。
2部屋しかない階に警官がいたことでひょっとして空き巣にでも入られた?と不安になって階段を上がると隣のおじさんの部屋の前で警官が立っていた。
警官に何があったのか聞くとしぶしぶ教えてくれた。
「ここのおじさんが首吊りしちゃったんだよ」
一瞬にして背筋が凍る思いだった。
「えぇっ、いつですか?」
「死後3~4日は経ってるらしい」
3~4日前って、電気が消えた日?
あの一瞬電気が消えた瞬間は隣のおじさんが首吊りした瞬間だったのかも?(超推測だけど)と思うと
怖くてもう住めない!と私は大騒ぎし、今のアパートに引越した。
その後、駅前の不動産屋さんにその部屋の家賃が1万値下げで住人募集している張り紙を見て、複雑な心境でした。
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