「週刊現代」リレー読書日記がゴールイン「週刊現代」で1年の任期で担当してきた「リレー読書日記」だが、最終回の原稿をついさっき、編集部の戸井さんに送り終えて、ほっと一息である。
この一年のメンバーは、
原武史、東川端参丁目、桜庭一樹、山之口洋
だったのだが、桜庭さんは『私の男』で直木賞を取り、原さんは『滝川コミューン一九七四』で講談社ノンフィクション賞を取った。我が身を振り返って何をしているのだろうと思わざるを得ない。
それはともかく、この仕事は歴史・時代小説についての考え方を整理するのに非常に役立った(それに、火の車の家計にも)。この一年で取り上げた作品をまとめておく。
リレー読書日記 書評書目一覧
第1回 2007年9月
吉原手引草 松井今朝子 幻冬舎
銀漢の賦 葉室麟 文藝春秋
第2回 2007年10月
薩摩スチューデント、西へ 林望 光文社
廃帝綺譚 宇月原晴明 中央公論新社
怪力乱神 加藤徹 中央公論新社
第3回 2007年11月
烏金 西條奈加 光文社
箕作り弥平商伝記 熊谷達也 講談社
江戸は心意気 山本一力 朝日新聞社
第4回 2007年12月
夢枕獏 陰陽師 夜光杯ノ巻 文藝春秋
澤田ふじ子 土御門家陰陽事件簿 逆髪 光文社
戸矢学 天眼 光秀風水綺譚 河出書房新社
第5回 2008年1月
鳥羽亮 剣豪たちの関ヶ原 徳間書店
北方謙三 独り群せず 文藝春秋
宮尾登美子 篤姫の生涯 NHK出版
第6回 2008年2月
和田竜 のぼうの城 小学館
月芝居 北重人 文藝春秋
第7回 2008年3月
名将 山中鹿之助 南原幹雄 角川書店
裏切り涼山 中路啓太 講談社
異譚・千早振る 鯨統一郎 実業之日本社
第8回 2008年4月
桃山ビート・トライブ 天野純希 集英社
夢霊(ゆめだま) 桑原美波 講談社
相棒 五十嵐貴久 PHP
第9回 2008年5月
新・御宿かわせみ 平岩弓枝 文藝春秋
岩倉具視 言葉の皮を剥ぎながら 永井路子 文藝春秋
第10回 2009年6月
日と月と刀 丸山健二
路傍に死す 冬の蝉 坂岡真 徳間書店
時代小説の勘どころ 寺田博 河出書房新社
第11回 2009年7月
寒夜 李喬(リー
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