夜・明(孫文)
0905公開予定の孫文を試写会で見た。原題は夜・明、導演はデレク趙崇基。ここで紹介した中では兄弟(兄弟之生死同盟)を撮った人ですな。
描くのは1910の数ヶ月。ペナンで華僑の間を回り、舌先三寸で革命の支援を訴える日々だ。失敗を重ねた末、1911辛亥革命(武昌暴動)で清朝を倒すわけだが、その前夜といったところ。清朝というより伝統的な王朝政治を倒したというレッテルを貼るべきなんだろうな。反清復明というわけではない。
孫文に扮するのはウインストン趙文瑄。宋家皇朝(宋家の三姉妹)でも孫文演じてた。すっかり孫文芸人ですな。徐錦江の鰲拜みたいなものか。違うような気もするけど。
清朝の送ってくる殺手がちと情けない。タガが緩んだ王朝末期なんてこんなものなのかもしれないが。
富豪のお嬢さんアンジェリカ李心潔は愛人/ラマンのジェーン・マーチだか赤毛のアンみたいな造型。この人出てくるだけで、このブログの1回目の記事みたいにおっかないことが起こりそうな気がするが、今回はそんなことはない。
ペナンのコロニアル様式の街並みが美しい。何度かマレーシアに行ったことがあるが、ペナンには行ったことのない老生が行きたいなあ、と思うようになったので観光映画としても成功なのだろう。
同じ孫文暗殺テーマの十月圍城も早く見たいものだ(殺手は胡軍らしい)。
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