NHK人形劇「新・三銃士」

NHKが人形劇をやるというのはぼんやり聞いていた。CMで三谷幸喜が「大河を越えた?」と言ったのが印象的で、先週の5回分再放送を幸いに見ることにした。

まず、タイトルがいいね。音楽はまるでスペイン風で、『あれ?三銃士ってフランスの話じゃなかったかな』と思わせるけど、パリに嫁いで来たアンヌ王妃がスペインの王室出身ということだし、まあ楽しいリズムだからいいか。

人形もいいよ。ダルタニャンの青い瞳が印象的だ。すごく手が大きくて、腕が長かったり、くびれが極端だったりするのに、どれも美しい形成なんだよね。人形劇はやっぱり、その姿を観客が素敵だと思えるか否かがまず問われると思うから、この段階で成功だね。

私は三谷幸喜の映画はどれもあとひとつ着いて行けない。映画館で見たことがなくて、どれもTV画面で見ただけだけど、保存版にしようと思える作品にめぐり合っていない。でも、彼のTV作品はいいよね。NHK大河の「新撰組!」は楽しめたし、「古畑任三郎」シリーズも、つい見てしまったりする。

彼はCASTINGがうまい!今回の声も仲々良い。とくに主演のダルタニャンの池松荘亮と、ナレーションの田中裕二の声がいい。ダルタニャンは若者らしい若さと一途さが声から感じられるし、この穏やかであたたかい語りは誰だろうと思ったら、私のお気に入り、田中裕二の声だった。

大人の鑑賞に堪える人形劇だと思う。

映画・テレビ
2009/10/21




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