クラウド化する世界原題 The Big Switch ,原著を読むのをためらっているうちに,邦訳版が出た。
ラッキー・・・。
情報処理技術の発展史を電気インフラの発展史と重ねる視点は興味深い。
電気技術の黎明期,電気は個々の企業,あるいは事業所が自前で発電し,生産活動に利用していたが,後に利用者が増加することにより「規模の経済」を確立,巨大な発電設備を構築することにより,電力利用者のより一層の拡大を見た。これにより家庭にも安価で安定した電気が供給可能となる。
これをそのまま情報処理技術の発展史にソートさせると,従来は個々の企業がコンピュータシステムを構築し,運営してきたが,昨今の利用者の急激な増加に伴い「規模の経済」を確立,電気でいうところの巨大な発電設備と同様,統合化されたデータ処理プラントがインターネットという共有グリッドからサービスを提供するように変化してきているという論理展開。
電気インフラ技術と情報処理技術の共通項は汎用技術であること,且つ集中化ができること。なるほど。。。
ただひとつ疑問に思うのは電気はエネルギー技術であり,コンピューティングはあくまで情報処理技術であるということ。電気と同様のユーティリティと考えてしまっていいものか。
本書で
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