モヤモヤが晴れそうお久しぶりです。このところモヤモヤしてました。今年のツアーはどうすればいいんだ。やるかどうか決めなければいけない時期になってきているのに、世の中の状況がこのとおりだし、なによりもトリニダードから情報が入ってこないので勢いがつかないままでした。そんなとき出会ったのです。知ってますか。アール・ラヴレイス「ドラゴンは踊れない」読みましたか。私のトリニダードとの付き合いは30年近くになりますが、表面的なことしかわからなかったのです。スティールパンは楽器としてみてきたし。カーニヴァルはお祭りとしてしかみてませんでした。カリプソが体制を皮肉ったところから始まったくらいは知ってましたが。この本を読んで、トリニダードの深いところが理解できかかったように思います。なかでももっとも納得できたのは、アフリカン系の男たちが昼間からなんにもしないでたむろしていることです。仕事がないからそうしているのだとばかり思ってましたが(実際仕事もなかなかないのですが)、根底になるのはかつて奴隷であったころの反発姿勢のサボタージュに由来していたのですね。体制に順応して経済活動に励む人たちが居る反面、なんにもしないでぎりぎり食べるだけの生活をしているひとたち、そして認め許す周りの人たち。そんなひとたちこそ、カーニヴァルには燃え上がります。 スティールパンを日本に紹介しだして16年が過ぎました。継続は力と続けてきましたが、気力も磨り減ってきていました。でもね、この本にであったことで、スティールパンにであったころの原点に戻れそうな気がしています。がんばらなきゃ。
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