Shooting Star(後篇)

昨シーズンの対戦成績は圧倒的に分が悪く、さらにチームの調子が上向いてきたと思った矢先、飛田給でグチャグチャに敗れるなど、清水エスパルスには目の上のタンコブという印象があった。絶対的な格上ではないのに、どうも引け目を感じる。最終節で「差され」得失点差で順位を逆転されたのは、象徴的な出来事のように思えた。良くも悪くも同格という印象。だからこそこの時期、清水と対戦する事に大きな意味を感じていたのである。

今野泰幸が痛恨のミスと回顧したワンプレーから、同点に追いつかれる。様々な打楽器が楽しげに奏でる軽快なサンバのリズム。清水ゴール裏が一気に活気づいたが、東京だって負けていない。週末のナイトゲーム、そしてアウェー側のスタンドも多くの観客で埋まっていたため、一気にスタジアムが熱くなってきた。周囲の騒々しさにも動じず、小一時間眠っていた息子が目を醒ます。満面の笑顔。寝起きの良さは間違いなく父親譲りである。

今回招待したビギナーズには、東京ヤクルトスワローズの関係者も含まれていたのだが、初めて観る「サッカー」に驚いてくれたのが嬉しかった。『いやいや、凄いですね』何がどう凄いと思うのか、隣の隣に座る彼へ問いかけた刹那、何がどう凄いのか説明できないその瞬間を迎える事になった。直前に放った豪快なミドルシュートは、“愛され人”その優しさが故の警鐘。清水ファンの心的衝撃を和らげるための伏線だったのかもしれない。

流星、一閃。クロスバー下端を直撃した後、大きな衝突音を残し無数の星屑が飛散する。僕は声にならない声をあげ、指揮官よろしく背を反らし天を仰ぐ。視界いっぱいに広がるパノラマ景色は、驚きと喜びに満ちていた。石川直宏が描くN字型の成長曲線。スピードスターが到達した新境地とは、予測不可能の位置から確実に標的を射抜く狙撃者なのか。好不調ではなく、明らかなる進化形。観る者すべてを虜にする、シューティングスター。

タヌキ講で誘われし総計92もの可能性たち。
流星の煌きに心を射抜かれたと期待したい。

星に願いを…消える事のない流星に祈りを。

物理的には可能です。店側にそう確認してのアレンジだったが『物理的に』の意味を軽く捉えすぎていた。セットプレー時の壁を作るように、触れあわない肩がないギッチギチのテーブル席スペース。男女17人夏(の反撃)物語。神宮前、住宅街のはずれにある名店で合コン祝勝会。「タヌキ講」共謀者のご協力もあり、思い描いたがままのハッピータイム(今度は割り勘)。実力拮抗した両チームの熱戦よろ

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FC東京
2009/07/01




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