郵政改革のねじれ(5月29日)

 29日は、夕方から、東京のホテルで開かれた、自
分の出身大学の、卒業生の会に出席しましたが、日本
郵政をめぐる問題の複雑さを、あらためて感じさせる
話を耳にしました。

 それは、この会でお目にかかった、ある経済人のお
話で、この方は、小泉政権の時代から、郵政改革に積
極的に関わられてきた、いわば郵政民営化の推進派で
す。

 しかし、従来から、日本郵政の現在の経営陣には極
めて批判的で、この日も、経営陣をすげ変えるべきだ
と、持論を展開されていましたし、そのことは、しか
るべき人には伝えているとも言われていました。

 ところが、現在の経営陣をめぐる攻防を見渡すと、
郵政改革を進めてきた方々は、経営陣の続投を支持す
る立場に、逆に、民営化の流れに批判的な方々が、経
営陣の交代を求める立場になっています。

 これだけでも、ややこしいのですが、さらに、この
経済人が、与党の人材の中で、最も期待できる人とし
て名前を挙げる方は、郵政民営化の民意を受けて、現
在の政権がある以上、経営陣を変えるべきではないと
主張されています。

 となると、もつれ方もかなりのものですので、どう
やってもつれた糸をほぐすか、相当本気で取り組む人
がいないと、解決はおぼつかないと感じました。

 ここまで来てしまったものを、解決に導くのも技の
一つですが、ここまで来ないようにすることの大切さ
を、学ばせてもらった気がします。

2009/06/15



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