板前さんってスゴイ

今週は取材に行ってきました。日本料理の先生のお宅に伺い、あっちこっちにころがりながらお話を伺うのですが、昨日は途中で来客があり、その方のお話の信じられない内容に、本筋の取材がどっかに行ってしまいました。

お客さんというのは、とある小さな和食店で板前をしている方。先生は、ある調理師会のまとめ役をしていて、料理を教えるだけでなく、板前さんを派遣するようなこともしています。さまざまな板前さんたちの世話をしているので、いろんな板前さんが挨拶がてら、やって来るのです。

その方は30歳くらいかなぁ。「最近、店はどうだ?」との先生の問いに、「相変わらずですよ」と、いろいろな話をしてくれました。どうやら、店のオーナーであるおかみさんが、相当キョーレツな方のようでした。板前さんが仕込んでおいた料理を夜のうちに食べてしまい、二人分余分に作っておいたのによりによって三人分食べたとか、ランチ用に冷蔵庫に入れておいた肉がなくなっていて、またもやおかみさんの仕業だったとか。

最初は笑っていたのですが、そのうち、おかみさんの浮気現場をだんなにみつかったのだけれど、ひらきなおってだんなを一喝したとか、土地も家もおかみさん名義になるのはもうすぐかもって、笑っていられない内容になっていきました。まるでサスペンス劇場。本音と真実とがあからさまっ

「ricoさん、こっちの取材の方が絶対おもしろいわ」と、先生の奥さんまで言い出す始末。

さらに輪をかけて驚いたのが、こんな目が点になりそうな人が、他にも次々と登場しまして、話が尽きません。先生は慣れてるって表情で、「こんなもんです」とニコニコ。

板前さんは、料理の技術を高めるほかに、いろんな人間とつきあうことやスゴイオーナーの下に合わせて仕事する力がないと務まらないのですね。大変なお仕事です。

編集の仕事
2009/07/10




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