医者と知的財産の現状「医療機器(医療用具)の改良や開発の必要性を感じる」
関東経済産業局が2003年2月に、大学付属病院に勤務する医師を対象に行ったアンケート調査で、回答があった17名全員の先生がこうお答えになったそうです。
ほとんどすべての医師は現在の医療機器や医療用具に、何らかの不満を持っているといっても過言ではありません。
そして、
「医療用具の改良や新製品のアイディアがある」
という先生方もたくさんいらっしゃいます。又、
「いつか自分で考案した製品を市販化したい」
と願う先生方も実はたくさんいらっしゃいます。
しかし、
「いったい何から手を付ければいいのかがわからない」
「忙しくてそんな暇はない」
と、諦めてしまっているのが現実ではないでしょうか。
又、メーカーにいきなり商品の改善や、自らのアイディアを話し共同開発を打診される先生方も多くいらっしゃいます。しかし、
「メーカーに自分のアイディアを話したがそれ以上の進展がない」
そればかりか、
「自分のアイディアが無断で製品化されてしまった」
又は、
「自分に何の断りもなくアイディアがメーカーから特許出願されてしまった」
等のトラブルの報告は絶えません。
実は医師の知的財産は、きわめて侵害されがちな状況にあります。
しかし反面、医師が自らの力で特許出願し、企業と交渉を行い、市販化を実現した事例も数多くあります。
ただこれまでは製品の市販化はごくかぎられた先生方だけが、チャレンジしてきたことに過ぎませんでした。
それは医師に対して知的財産に関する正しい知識が提供されず、又、医療用具の発明を行い、市販化するためのノウハウがどこにも公開されていなかったからではないでしょうか?
自らの力で市販化を実現した先生方の多くも、
「特許出願も企業交渉も契約も、暗中模索の中ですべて自ら勉強しなくてはならず、負担は大きかった」
とお話さ
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