竜王戦第3局、現代将棋における課題局面へ一直線
今日の竜王戦第三局は、現代将棋において課題局面のひとつとされている局面へ一直線に流れ込んでいきました。両対局者とも、勝負はもちろんその課題局面にひとつの答えを導き出そうとしているのでしょうか?
封じ手の局面、82手も進んでいるのにまだ前例のある手順から変化していません。両対局者とも、研究を積んでいて膨大な変化を予め検討していることをうかがわせます。
この角替りの変化手順、第66期名人戦A級順位戦での丸山忠久vs羽生善治戦、丸山忠久vs郷田真隆戦の棋譜を目にして、面白い将棋だと思いました。
当時は、▲2九飛車とは深く引かずに、一旦▲2六飛車と引いて後手の△3五銀を呼び込む変化が中心でした。
盤上の全ての駒が、最大限の持ち味を発揮し相互作用も複雑で微妙なバランスを見せ、アマチュアにとっても深く考えてみたくなるものでした。
その後も、多くのプロ棋士が指し、その結果今日の手順が現状においては最善の応酬ということになっているのでしょう。
二日目の明日、二人はどんな新手を用意しているのでしょうか? このシリーズの最大の見せ場になると思います。
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