露出について・・【2】今日は露出補正について考えようと思いましたが、知人との話で被写界深度という言葉が出ましたので今回は被写界深度についてご説明したいと思います。
被写界深度とは、簡単に言うとピントが合う範囲を示します。
(被写体を中心に前後にピントが合う距離)
レンズはよく人間の目にたとえられてて説明されますので、私もレンズを目にたとえてご説明致します。
私達は日頃何気なく目が霞んだりすると目を細めていませんか?
日頃目というレンズに対して瞳孔という絞りが適正露出を決定しているのですがそれでも目が霞んでモノが良く見えない時などまぶたを細めて見ると良く見えたりします。
この行動は目を細める事によりグッと露出を絞り込み(暗くする)被写界深度を深くするという作業を自然に行っているのです。
レンズにも全く同じ事が言えるのです。
絞りを開ける(目を見開いた様な状態)と被写界深度が浅くなり前後のピントが合う範囲が狭くなります。
反対に絞りを閉める(絞るといいます。目を細めた様な状態)と前後のビンとが合う範囲が広くなります。
この特性を上手に利用するとピントがキチンと合ってなくてもピントが合った状態で写せたりするのです。
この特性を利用している良い例がレンズ付きカメラなどです。
この写真は絞り開放とかなり絞り込んで撮ったものです。
花の前後のボケ具合で被写界深度の違いが分かります。
ポートレイトなどで背景が綺麗にボケているのは明るいレンズ(開放値:F2.8前後)を使用して絞り開放で撮っているのです。
ボケ具合の綺麗さは、レンズの絞り機構(絞り羽根の枚数に左右されます)にもよることを覚えておいて下さい。
天気の良い日に色々試して見てください。
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