新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)流行時の慢性疾患への備え

 先ほど成田空港に到着したノースウエスト機内でインフルエンザ簡易検査で陽性反応が出たとの報道がありました。検査はあくまでもインフルエンザの簡易検査で、これが即、日本人での新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)発生とは違うのでご留意ください。ウイルス詳細な検査を待つ必要があります。
 さて、ちょっと視点を新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)から変えてみます。こういった状況で懸念されるのは情報が錯綜してパニック状態になることです。1970年オイルショックの時に不十分な情報から人々がパニックになり、トイレットペーパーや洗剤など、原油価格と直接関係のない物資の買占め騒動が起きたようなことです。
 運輸や交通システムが混乱した際に心配するのは普段飲んでいる薬が手に入らなくなる事です。トイレットペーパーなら命に関わることはないのですが、慢性の病気(糖尿病、不整脈や心不全などの心臓の病気、喘息、腎臓の病気)などは特に継続的な薬の内服が大切です。薬だけでなく、特にインスリン加療中の方はインスリン、注射用の針なども少し余裕をもっておいてください。
 何れにしても溢れる情報に過剰に反応せず、しかし注意は怠らないよう冷静に対処することが大切ですね。

http://www.nakajima-clinic.com/
中島クリニック

2009/05/01




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