本 第二版柴錬みたいな大衆小説より、文学を読め。
毎日学校で会えるのが嬉しくて仕方ない年上のボーイフレンドにこう言われて、シバレンモードが一気に萎えた。彼が又、同級生ながら色々な経験をしている3歳年上で、ちょっと正体不明と言うのも妙に説得力があった。確かに本もよく読んでいて博学でもあり、言ってみれば、「薔薇」という字が書けるだけで、アタシのカレシって頭イイと思うオネーチャンの気持ちが良く分かるという感じでしょうか。(^-^;
で、柴田翔の「されど、われらが日々-」を渡されたわけだが、シバレンモードが萎えたと同時に何となく本自体への執着みたいなのも落ちてしまい、時を同じくして芝居の方に興味が向いた事もあり、しばらく本からは遠ざかってしまう。
社会人になってからは、母曰く「ギョーカイにどっぷりと肩まで浸かった」バブリーな毎日で、ほぼ毎夜六本木辺りに出没し、本なんて読むヒマもない。そこで出会 った元夫はプチ左翼系。まことしやかに理屈を並べ、やたら弁が立つ。独り暮らしでお金に困ると、紙袋に詰め込んだ文庫本を両手に提げて古本屋へ行き小銭を稼いだ、という話を聞かされて、本をたくさん読んでいるんだな~と単純に感心した。部屋に行けばJazzのレコードの合間に文庫本、単行本や「太陽」といったいわゆるムックがゴロゴロしている。
家の狭さのために、本棚に囲まれて暮らしていた環境のせいか、本が多い空間に居るとなぜかホっとするというか安心してしまう。結婚して分かったのは、本の嗜好が違うということ。元夫はSFファンタジ
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