やっぱり「のだめ」は面白い
前回の外泊は無事2泊を果たし、家の衣替えと、簡単な料理もして家人にふるまうことができた。決して無理はしていないが、生活動作で出来ることが帰るたびに飛躍的に増える。家に帰るということは、気分転換ではなく治療の一環だと思う。
今日は入院125日目、治療5クール7日目。今日で5回目の治療薬が終わり、また6クール目に向けての14日間の投薬お休み期間に入る。あさって頃から白血球が下がり始め、またクリーン管理のビニールハウス暮らしが、ぼちぼちと始まる。
口内炎と吐き気は今回奇跡的に軽い。指先のしびれもひどくなることはなかった。しかし治療薬、プレドニンの副作用が5クール目にして激しくなってきた。1時間のうちに体温が37.5~36℃くらいまで、3~4回アップダウンを繰り返すのが、やはり苦しい。このホットフラッシュは気持ち悪いことこの上ないし、ところ構わず汗が出たりひけたり。坊主頭にも汗をいっぱいかいてしまう。私は人前にも出ないしエアコンで好き勝手に調節できるからいいようなものの、更年期の人は日常生活の中でこの苦しさに耐えてるのか?と思うと信じられない。これが四六時中であれば、間違いなく更年期は立派な病気だ。
あともう一つ、プレドニンの副作用として気分の落ち込みがすごい。人によって感情の起伏が激しくなる人もいるらしいが、私の場合は落ちるだけの傾向のよう。内臓を丸ごと持って行かれるようなとてつもない空虚感と、その大きく空いたところに、周囲へ多大な心配と迷惑をかけているという罪悪感が、ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうとどんどんと隙間なく押し込まれてくるような恐ろしい感覚。言ってみれば幻覚のようなもので、これは薬の副作用と知ってはいるからまだ耐えられるが、正直参り気味。病気になって初めて、「歯を食いしばる」という言葉が思い浮かぶ。
しかし、その空虚を周囲からもらうもので埋めようと、心がけることにした。この土曜日は4時間の外出で仲間の写真展に行き写真をたくさん見て堪能した。人に会い、元気をもらう。
webを流し歩き、携帯のメールの言葉や携帯写真を愛おしみ、差し入れの本をインストールし、差し入れの音楽を感じる。
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