野中広務さん、語る。野中広務さんは、語りました。『しんぶん赤旗』記者との「特別インタビュー」の中においてであります。
日米間には現在、安保条約があるだけで、平和友好条約はないです。やはり日米平和友好条約を結べる環境をつくらねば、日本はいつまでたっても米国と対等になれないと思います。
私自身は、憲法について、9条2項を変えて自衛隊を認め、しかし海外へ出さないという規定にすべきと考えています。あなた方とは違うかもしれないが、これが実現しないうちは、9条を含めて現在の憲法を守るべきだと思います。
野中広務さんは、小渕恵三内閣で内閣官房長官を務め、元自由民主党幹事長でもあります。01年10月、衆議院本会議にテロ特措法案の採決がかかったとき、本会議場を退場して棄権しました。03年6月のイラク特措法案が採決にかかったときにも本会議場を出て棄権しました。この法案が自由民主党総務会に示されたとき、自衛隊の派遣については慎重であるべきだといったのは、野中広務さんと野呂田芳成さん、谷洋一さんの3人でした。あとの議員は「こんなときに何をいっているのだ。自衛隊を派遣するのはあたりまえじゃないか」といっていました。
野中広務さんは、立派な人です。なお、京都府の元被差別部落出身であると、最近出版された『差別と日本人』という共著書のなかで、言っておられます。
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