書評/赤朽葉家の伝説赤朽葉家の伝説
著者/桜庭一樹
角川書店
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とうとう化け物じみてきましたなぁ!
――桜庭一樹の筆力は。
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良い点
凄いよ、本当に凄すぎますよ、桜庭さん。
1953年からの日本の社会の変遷を、赤朽葉家の三世代の視点から描いた大作です。
序章で馴染みの薄い戦後の時代が描かれているため、重い文体と相まって読むのがきつかったのですが、半分を超えてからが、怒涛でした。まだ生まれてもいない息子の死を、千里眼で知ってしまった万葉の絶望ときたら、凄絶に過ぎて言葉も出ませんね。
過去の時代の流れがう
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