秋風と共にしぼむ…

もういいって(^^;)?

湿気に困っていた大きなお仕事、
字や土台の大きさが大きいということは前回申し上げましたが
当然それに使う塗料の量も・・・無くなる無くなる。
今回使用しているカシュー漆は
開封するとその後残りが乾燥してしまいやすい為、
多少割高でも小さい缶を購入しています。
それが2~3度塗りで空に!当然筆を洗ったり塗料を薄めたりする
シンナーも減りが早い・・・こうなって来ますと材料費もかなりのもの。
何しろ今回は檜の厚い板で大きさも大きい為、元々値がはりまして、
言ってみれば価格も”おっきい”仕事でありますね。それだけに、
作業も余計に気をつかいながら薄く何度も、と時間をかけているのですが
湿気で乾燥が遅いのが困る、と述べた前回ですが
爽やかな秋風が吹いてみると今度は乾燥が速くて困る・・・
乾燥が速すぎると微妙な差で塗った厚みにより
表面が固まって中が固まらない状態から
しぼんだ感じになってしまうのです。
かといってこれを防ぐ為にシンナーで薄めすぎると今度は
既に盛ってある表面から塗料が流れ落ちて広がってしまうし・・・
小さめの札に書くよりも更に折々の濃度調節に左右されます。
でも仕上がったら、これが何年もそのお店を見守ることになると思うと
その感激を胸に、今日も塗りを重ねるのであります・・・
看板書くなら、塗料の濃度調節技術?の習得も必須、ですね。

爽やか過ぎる秋風に、いい経験さしてもらってる
オウチ仕事人でした。

つぶやき | 勘亭流
2006/10/14




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