『レオくん』再読7日に取り上げたときは、内容に触れるのを遠慮しましたが、やっぱり・・・。
[画像] 萩尾望都『レオくん』(小学館フラワーコミックスα)
主人公のレオくんは、2歳の雄猫。
8編のマンガと最後の写真(実際のレオくん、たま姫姉さん、マイちゃんの写真に吹き出しをつけたもの)はどれも楽しめましたが、私のいちばんは、巻頭の「レオくんの小学1年生」。
お隣のタツルくんが、給食にプリンが出る小学校に行くのを知り、自分も行きたくなったレオくんは、ママにランドセルを作ってもらって、タツルくんの隣の1年2組に入ります。
「ランドセルせおって 小学校行くの!」というレオくんの希望を聞いて、一緒に小学校に出かけ、「本人(猫)がそう言ってまして 親としては まァ 聞いてあげたいと」と頼むママも、「前例のないことですから」と言いつつ、「ためしにきてみますか?」と答える校長・教頭もシュールですが、面白いのはそのあと。
朝。レオくんはタツルくんと一緒に登校し、学校の購買でおはじきセットを買うようにママから渡されたお金で、キラキラしたボールとバナナの匂いの消しゴムを買ってしまいます。
1時間目は国語。先生が教科書を読み、同級生も声を揃えて読み始めますが、レオくんは買ったボールで遊んで叱られ、あくびをして叱られ、手で顔を洗って叱られ、しっぽをパタンパタンして叱られます。
やっと休み時間になり、同級生とボール遊びをしていたら、たった10分で2時間目に。
2時間目の算数。おはじきセットを買わなかったレオくんは、先生から予備を借りますが、自分の好きな色や形のおはじきを出して、先生から間違っていると言われ、しっぽをパタンパタンさせると、今度は同級生から「しっぽは動かさないのよ」と注意されます。
3時間目の生活。「春の虫はなにかなー?」という質問に、手を挙げて「セミッ !!」と答えたレオくんは同級生に笑われ、授業中にオシッコに行きたくなると、周囲の同級生から「今はダメだよねー」という声。
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