PL配合顆粒にカロナール

、これらの薬剤との併用を避ける。

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 警告は、禁忌ほどではないけれども、かなり強い注意喚起だ。
この件は、確か日経DI(業界の雑誌)に載っていた気がする。
PLのメーカー(塩野義)も、カロナールのメーカー(昭和薬品化工)も、
「併用は避けてください」という見解だった。

 そりゃまぁ、安全性を重視すればそりゃ避けてくれって言うだろうけど。

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 正直、風邪用量のアセトアミノフェンとPL程度の重複だったら、
量的に問題になることはまずない・・・と思うんだけどなぁ。
1日3000mgとか使うのであれば、それは肝障害も気になるけど。
ただ、そもそもの風邪の解熱目的のベネフィットと、肝障害のリスクを
考えると、それなりにリスクが大きい、という判断になるのかな?
風邪の解熱なんて、のまなくても重篤な事態にはならないだろうし。

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 この件で疑義照会したのは、過去2例は添付文書改訂直後。
まぁ、変更するかどうかは医師の判断に任せるつもりで、
どちらかというと、情報提供の意味合いで疑義照会している。

 アセトアミノフェンの重複で警告が出ていることを、
医師が知らない可能性が高いと判断したためだ。

 実際、今回も含めて処方が変更になったことはないけれども、
医師の側にも少なくとも「警告があるんだ」ってことは伝わっただろうし。

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 最近、もう一度疑義照会をかけたのは、
医師が知らない可能性もあるんだけれども、
突合点検などで、保険審査が厳しくなっていることが背景にある。

 今まではスルーされていたような処方であっても、
(コンピュータで)一律に減点されている、という事例を聞いていたので。
大丈夫だとは思うが、この「警告」を完全スルーして調剤していると、
こっちが保険者からにらまれる可能性もある。

 医師の方からは、面倒くさいなぁ、と思われていると思うけど・・・。
こっちも仕事だから仕方ない。あくまで保険診療なんだから。

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 あと、もう一つ思うのが・・・。
「こないだまで、普通に出せていた薬が、出せなくなる」ということ。
いや、リスクがあるって言われてもさ、ついこないだまで、
なんの問題もなく出されていた訳で。

 その辺の感覚、ついていけないところがある。

 理屈では分かるんだけどね。

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疑義照会
2012/06/03




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