食糧自給のことども その2食糧自給のことどもの続きをまた書きます。
食料の自給率を上げるには、「なにを食べるべきか」を考えるべき、というようなことを前回書きました。
測量自給の低さを嘆きつつ、「あれを食いたい、あれは不味い」と不足を言うのはこっけいなことなのです。(もちろんこれは食文化を否定するのではありません)しかしこれは、自給率は低くとも、取りあえず食べ物が有り余っているからこそいえる贅沢なのです。
世界を見渡せば、ほとんどの人たちが毎日同じような物を食べているはずです。
日本人でさえ、数十年前までは「米」ばかり食べていたわけですから。もちろん栄養の偏りはあるわけですが、それでもまあ何とか生きているようです。たとえば江戸期、脚気は「江戸疫」といわれ江戸の風土病のように言われていましたが、これは江戸ではわりと「白米」を食べることが多く、ビタミンの欠乏から来ていたので(家定公も家茂公も脚気が原因で薨去したそうです)、田舎に帰ってまた玄米や麦を食うと結構治ることもあったようです。
しかし見かけだけは食べ物が有り余っている状況で、「あんたたち米をもっと食べなさい、出来れば玄米をな!」言われても「ああそうですか」てなわけにはいかないのです。私も自分一人がそう納得したとしても家族には嫌がられるでしょう。
とはいえ、世界的な食料危機は目前に迫っているといいます。必然的に「あれを食いたい、あれは不味い」といえなくなってくるはずなんです。
そんなふうに考えてみると、いますぐ食料自給率をあげることよりも、この先輸入できる食べ物が減ったときにどうするかを考えることが大事だと思うのです。
さて、もしそうなったときはどうすればよいかということは、また続きです。
*しお*
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