◆Mag-phos.マグフォス◆Mercuriusマーキュリー

Mag-phos.マグフォスは、後日説明するPhosphorusフォスフォラス/燐とMagnesiumマグネシウム/マグネシウムの化合物、燐酸マグネシウムです。痙攣するような激しい痛みを和らげる優れたレメディーです。ホメオパシー版アスピリンと考えるとわかりやすいでしょうか。痛みは突然現れ、鋭くズキズキとし、患部を温めたり擦ると楽になります。これを覚えておくだけで、急な腹痛や歯痛・頭痛・神経痛などのファーストエイドとして役立つと思います。痛みのある間は思慮深く考える余裕がないものです。取り急ぎMag-phos.マグフォスを摂って、あまり改善がみられない場合は再度レメディーを検討しましょう。

Mercuriusマーキュリーは、上記の軽金属で生体に有用なマグネシウムとは異なり、毒性の強い重金属、水銀です。ご存知の通り、水俣病はこの塩化メチル水銀が原因となった病で、症状は歩行失調や言語障害・震え・視野が狭くなり、末期には錯乱状態なるといわれています。一方この水銀の毒は医薬品としても使用されていました。私が小学生の頃、怪我をすると保健室で塗られた消毒薬の赤チンは、赤い色素に水銀を結合させたものです。もちろん赤チンは現在使用禁止となっています。ホメオパシーで使用するレメディーは、しばしばこのような毒性の強い物質から作られますが、これは『同種の法則』(詳しくは2006年3月13日「ホメオパシーとは・・・」と3月14日「同種療法はどのように発見されたのか?」をお読みください)により、症状を起こさせる水銀は、水銀を取った時のような症状を取り去るものになるからです。もちろん『超微量の法則』(詳しくは2006年3月15日「超微量の法則」をお読みください)に則り、高度に希釈震盪することで水銀の1分子も検出できないほど薄めてありますから、毒性や副作用は全くありません。またMercuriusマーキュリーは水銀中毒のためだけのレメディーではありません。身体的には、口腔内のトラブル(口内炎・歯茎や喉の炎症など)や多くのアレルギー、精神としては水銀の持つ金属なのに液体状という物質的性質を反映して、不安定で捉え所がない人、本心を言わない、多くの不満を持った保守的なタイプに合います。

◆Mag-phos.マグフォス/燐酸マグネシウム

激しい痙攣性の痛み・腹痛/耳炎/歯痛・こむらがえり

精神 :痛みに弱く、神経質で繊細。人間関係やこの国がいつも平和であることを願いつつ、現実がそうでないことに悩む。平和な日常

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マテリア・メディカ
2006/10/16




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