『打たれ強く生きる』 城山 三郎-新潮文庫H1年 古い本だが、ビジネスマン向けのエッセイ集。著者の心に残った、共感した経営者達の名言集。
私の場合、根が怠け者で、耳が痛いので、この手の本は滅多に手に取らない・・・。
一つ面白いエピソードが紹介されていた。本田宗一郎さんは、アユ釣りが好きで、東京目白の本田邸に客を招いてアユ釣りパーティーを開いた。なんと屋敷に人工渓流を作って、春先に3千尾の稚魚を放して育てたのを、当日客に釣って食べてもらおうという、粋な、ぜいたくな趣向だったそうだ。
しかし自然の河川のアユと比べると、どうしても一味落ちる。「洪水が無いからですよ。洪水は被害をもたらすけれど、一方で、川底や石などについていたもの、たまっていたものを洗い流す。それでまた川が生き返る。~いくら水が循環していても、ただ、きまったとおりに流れているというだけでは、だめなんだな」
-当然、これはアユの事を、言っただけではない。
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