政治の目的(若い人たちへ3)私がよく予備校の教室でよく言うセリフに、「学校・塾・予備校は、生徒のためにあるのではなく、教師や職員がメシを食うためにある」というのがあります。生徒諸君が、莫大な時間を学校で過ごしながらもたいして学力がつかないのは、「学校の授業を受ければ学力がつく」という幻想にとらわれているからです。生徒自身が熱心に勉強しなければ学力は身につきません。「授業」は、教師に給料を払うために儀式的に存在するものです。職員室で何もせずにボケーっとしている人間に給料を払うと、さすがに世間からの批判が大きいでしょうから、「授業をちゃんとしてますよ~」というポーズだけしておれば、給料を払う仕組みになっているのです。
予備校や塾に入ってからしばらくしてから、「最初の説明と違う。だまされた!」と不満を言う生徒さんがいます。最初は親切なことを言っていたのに、よくしてくれないと言うのです。しかし、これは本人の自己責任というべきでしょう。人間誰しも、最初はいいことを言うものです。酒飲みのギャンブル狂いのオヤジだって、結婚する前は、「お前を幸せにする」と言って結婚したのでしょう。(笑)予備校や塾の説明会で、「うちの塾はよくないよ」と説明するところはありません。世の中みんなそうなのです。ですから、大切なことは、物事の本質を見極める目を養うことです。人間は、大きなウソをつくとき、必ず表情や動作にそれが表れますから、そこを見分けられるようにしましょう。
いわゆる政治不信というものも、「最初の説明と違う、だまされた」と嘆く人と同じです。政治は何のためにあるかといえば、政治家がメシを食うために存在するのであって、国民のために存在するのではないのです。ですから、政治に期待をするのはやめ、自分の実力を高めてゼニを稼ぎ、どんな乱世でも生き抜ける強い人間になることが大切です。
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