ペットショップ

物事には何でも裏と表があるものですが、小生的な視点で言うと、善悪の判断がけっこう難しいのが、巷の至るところにあるペットショップです。生き物が好きな方ならば、どうしても必要な存在ですし、必要な餌や道具など、ペットショップがないと困ってしまいます。これはオモテの顔。ウラから見ると、もしもこの世にペットショップが無かったならば、外来種も今ほどは増えなかったでしょうし、在来種がこれほど減ることも無かったはずです。
どうも昨今はマイナス面ばかり目立ってきたようで、特に在来自然環境の保全という視点では、ペットショップ群は悪の枢軸のような存在になりつつあるのかも知れません。珍しいので売れそうだという観点だけで、世界中から集めてきた外来種の吐出し元のみならず、急速に減ってきた希少固有種密猟(密漁)の温床にもなっているわけです。
先日も、野生メジロやウグイスなどを売っていた東京・北区のペットショップが摘発されて、経営者が現行犯逮捕という顛末になったそうですが、逮捕時に「おれは間違ったことはしてないからやめないよ」とか言ったそうです。自身の欲得だけの世界で生きているから、このような発言になるのでしょう。
さらには、このような店が潰れずに存続してきたのは、それに同類の客がいて商売が成り立ってきたからとも言うことができます。たまたま今回は鳥ですが、希少魚類や山野草なども似たような構造なのでしょう。こうしてみると、やはり人間というのは、とても出来の悪い生き物なのかも知れません。

2009/06/13




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