憧憬、井川遥

存外、女性誌が好きなタチである。女性に混じって立ち読みもする。当たり前にする。別におねーマンではないが、旅行にしろ料理店にしろ人物伝にしろ、男の雑誌にはない細やかなセンスを感じさせるものがあるので、目を通すようにしている。ハイエンドな総合雑誌である「婦人画報」や旅を取り上げる機会の多い「FIGARO」などは購入することも多い。(FIGAROの京都特集はここ数年で最も価値ある一冊だったと思っている。)

普段は中身を吟味してから購入するが、先日、思わずジャケ買いしてしまった。「Frau」。井川遥にしてやられた。何時の間に、こんなに凛とした姿形となったのか。彼女へのやんわりとしたイメージが一気に刷新された。この変貌に着目して取り上げた編集部に大きな拍手を送りたい。

あえて付言するならば、彼女を評して"tight body"としていたが、自然体で締まっているのではなく、その裏には絶え間ない研磨と修錬があったのだから"refined body"とした方が適切だったと思う。

何はともあれ、当方としては陶然としてただただ飽くことなく眺めるばかりである。そうして、新しい場所を目指す人は美しいという真理に触れた気分になるのである。何度も、何度でも。

気になる部分
2008/03/01



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