今週(6月12日~6月18日)の運気

 志あるものの想いは大いに通る。大河を渡るにもよいときだ。腐った状況がそれを求めている。深謀遠慮している時間はない。まず、起きるべくして起きた問題を終わらせる、そこが始まりだ。これは天が行う道理なのだ。
 山の麓に風が吹いている。それは世情が荒れているのに、上に立つ人びとがそれに気づいていないことを示している。頂きと麓のあいだの無風地帯では、皿に盛られたまま腐った食べ物に虫が群がって私腹を肥やしている。世の末である。
 そして世の末は世の始まりでもある。しかし末が終わらなければ、新しい世も始まらない。そのとき、なすべきは、まず腐敗に気づいた人びとから手を取り合って、虫を追い払い、腐った食べ物を捨て、皿をきれいにすることだ。新たな皿にナニを盛るかを考えるのはそれからだ。大河を渡るのにいいというのは、事態が急を要しているからであり、行動を起こすことが天の道理に叶っているからである。こころ正しく想うところのある人はいまこそ行動するときだ。
 剛直な父(山頂にある人)が造り出した腐敗を糺すのに、その子が強力な支援者を得て、無事、弊風を一新し、大いに評価される。その子がこころ正しかったからである。
 ある達者はいう。腐敗、堕落、欲望があなたのまわりを取り巻いている。欲望というものには底がない。だからそれを満たすことはできない。愛をこころの灯にしなさい。そして、相手を友として助け、支えなさい、と。
 こころある人はこの卦を見て、人びとを元気づけて奮い立たせ、自らは新たな状況に相応しいもの味方や考え方を養い育てたという。


2006/06/11




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