風呂場の謎おうちのお風呂はその昔、給湯機が浴室の中にあり、その給湯機の下のスペースに洗濯機を置いていた。 その後 給湯機がまずおうちの外に移動し、洗濯機も二槽式から全自動への買い換えを機に 脱衣室に移動した。
置き場所を変えた洗濯機ではあるが、脱衣室に洗濯機のパンをつけた というわけではない。 床の上にポンと置いた状態での使用だ。 つまり洗濯機専用の排水口は設けず(設置するとなると大がかりな工事が必要となっただろう)、排水は隣の浴室の洗い場に直に流していた。
タイル貼りの浴室だったからか、洗濯排水で洗い場が汚れて困る ということは特になかった。 冬は排水口から冷気が吹き上がってきて 寒くて寒くて震え上がった浴室だが、掃除に関しては簡単だったように思う。
ある日 洗い場で身体を洗っていて ふと
「なんでもかんでもここに流してるけど、この下って どうなってるんやろ?」
と疑問に思った少女時代の私は、15㎝×15㎝ほどの排水口の蓋を開けて 下を覗き込んでみた。
「なんか 結構深そうやな」
排水口から、水が流れていく場所までの深さはわかったが、それ以上は見えなかった。 しかしこれであきらめる私ではない。 翌日、鏡を手に再度チャレンジ!
「え? なに この 空間!?」
コンクリートかセメントかはわからないが、そういう質感のもので 排水口はできていた。 そして驚いたことに 排水を流すためには不釣り合いな空間が そこに広がっていたのである。
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