今日の新聞

1、3郎「朝日新聞の11面に『語りつぐ戦争』が載っていた。・・昭和21年10月頃(終戦14ヶ月後)、満州からの引き上げに際して、<生まれた赤ちやんは、みんな前の川に捨てろ>というおふれが出たとか。その時、投稿者は生後4か月だった。ほかの赤ちゃんは風呂敷にくるんで川に捨てられた。投稿者の母は、抑留中の夫が夢枕に出て<必ず連れて日本へ帰れ>と言ったそうで、投稿者を連れて帰国した。船中でも赤子が泣くと、<うるさい、海に捨てろ>と言われたとか。その時、一人の男性が母をかばった。その男性の名前の一字が投稿者の名前につけられた、とか。5年後にシベリアから引きあげてきた投稿者の父・・妊娠を知らなかった父・・は、投稿者を初めて見たときに、母に対して<その黒い小さい子は誰の子か>と言ったとか。・・・以上は現在63歳の女性投稿者が、後に母から聞いた話であろうな」

2、六郎「<赤子を川に捨てろ。・・海に捨てろ>・・信じられないことですね。そんな言葉を人間に吐かす状況なんて・・・。夢枕に出てきて<連れて帰れ>と言った父が・・<それは誰の子か?>と言ったという話は、いささか微笑ましてくれますが・・・。ともあれ、戦争の悲惨さは想像を絶しますね。今、みんなが戦争の悲惨さを忘れています。時の流れは仕方ないとしても、語り継がないと・・・。記録を残し続けないと・・・。それにつけても、先日聞いた、満州事変・日中戦争・ノモンハン事件・太平洋戦争と戦争を主導し続けた、一部の陸大卒業将校たち・・戦争を楽しみ、戦争をやりたがり、軍備に税金をつぎ込んだ・・保身と昇進と勲章獲得ばかりの・・そんな人たちに近い気分が、今の大人たち・・自衛隊幹部や、国会議員や、官僚たち・・に芽生えてきているのは<ゆゆしいこと>ですね。国民の中にも、<しっかりした軍隊があれば格好いい>というような気持ちの人がいるように思いますね。『戦争とは、赤ちゃんを川に捨てろ、というような状態だった』ということは、すっかり忘れている・・・・・」

3、三郎「あんたの言う通り、戦争の悲惨さは、未来永劫変わりゃせんが、戦争の態様は、あの頃と全然違う。1億2000万人の国民が住み、8000台の自動車、53基の原子炉、石油化学工場、石油やガスの一大基地、超高層ビル・・・そこへ核弾頭が・・・。地政学的に見て、もはや日本は戦争なんかできない国なんじゃ。やられたらもう終わりなんじゃ。アメリカやソ連や中国みたいな広大な国じゃないんじゃ。・・・じゃがな、近くの国が、日本を核攻撃できるかい?万一やったら、その国は忽ち数十倍の核弾頭を受けるんじゃぞ。・・・自国防衛は必要じゃが、方法は現実的でないといかん。日本核武装?本気かい?・・・日本は、何が何でも戦争が起こらないようにする。外交で・・、これしかないぞ」

4、六郎

(1/2) 次»

2009/06/23




コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント
プロフィール

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog