百人一首 第83番

『皇太后宮大夫俊成』

”世の中よ道こそなけれ思ひ入る
         山の奥にも鹿ぞ鳴くなる”
           (千載集・雑中)
「この世は、遁れたいと思ってもどこにも道は無いことだ。 思い悩んだ末に心を決めて 世を捨てて踏み入った山の奥にも、妻恋う鹿が悲しげに鳴いているようだ」
逡巡の末にやっと遁世の決意をして入った山中、然しそこにも哀怨極まりない鹿の鳴声が ある。 余韻嫋々の寂寥の中で、出家しきれぬ自分を見出して断念するが、戻っていく俗世 の前途に曙光が見出せるわけではなく、どこにも行き場のない深い嘆息、述懐歌の典型である。
 俊成二十七歳の時

(1/2) 次»

百人一首
2008/01/29




コメント(18)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント

新着記事をメールで通知
このブログを友達に教える

待受・4コマ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | ニュース | 掲示板



画面TOP↑



powered by cocolog