二度目の夏京都旅行(2日目③)

足湯は、私たちが入ったときには3名(自分たち含めて)だった。温まる足を見ていると、垢がたくさん浮かんでいた。「きっと、たくさんの人がここを訪れる証拠だな」と私は思った。そして、旅行者の足跡ノートがあったので、「嵐山着たの初めてです」と書き込んだ。人力のお兄ちゃんによると、名所といわれる神社仏閣があるというし、一日では到底回りきれるものではない。ノートの最後には「また絶対に嵐山来ます!」と締めくくった。

足湯に訪れる客が多くなって、皆の座る場所がなくなってきたので、私はたくし上げていた着物の裾を綺麗におろして、足を拭いて足湯を後にした。主人と私は「気持ちよくて、歩いて疲れが溜まっていた足も生き返ったようだね」と話した。

さて、京都市内に戻って夕食の予約をしているところに行こうとJR嵐山駅を目指していると、なにやら普通の家の門前に「紅茶専門店Anna Maria」と看板が出ていた。伝統的な家屋に似つかわしくない入り口に、私たちは興味をそそられた。しかも紅茶ゼリーがサービスだという。主人と私は顔を合わせて「入って見ようか」ということになった。

店の中は、凄くきれいでフレンチレストランにでもきたような錯覚に陥った。紅茶と紅茶ゼリーを食べながら、凄くきれいな店内を見渡した。主人はトイレから帰ってくるなり「トイレが凄く綺麗だよ」となかば興奮していた。外見とはまったく異なる店内、凝った装飾品、私たちはまったりと紅茶を4杯も飲んだ。http://tea-annamaria.com/

足早に京都市内へ戻った。お土産の袋をいったん「京の宿しみず」に置き、タクシーで京の夕食の予約をしている「いちえ」に向かった。今日の食事はどんなのだろう?わくわく期待は高まるばかりだ。

「いちえ」というおばんざいのお店は『完全安心主義』ということだった。産地にこだわった食材、調味料でお客をもてなすということだった。私の期待は破裂しそうなほど膨らんでいたが、通された席の真横にあった床の間が無造作に花瓶がおいてあるだけで花も生けておらず、妙な違和感を覚えた。料理は10品出てきたが、食材の持ち味を完全に無視しているお粗末な料理ばかりだった。一番まずかったのは「カレー風味のクリームシチュー」。一口食べたら「もう要らない」状態だった。この店はハズレだった。とりあえず10品出てきたところで会計を済ませて早々と店を出た。産地にこだわった食材でも、料理の仕方で味が損なわれては本末転倒だ。も

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旅行・地域
2008/09/07




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