雨の有楽町2009年11月11日
東京は夜半からの激しい雨。
傘を差していても、靴はじゅくじゅくに水に浸かり、ズボンは膝下までびしょ濡れ。
あちこちで鉄道が止まり、それを理由に遅刻するサラリーマンが大勢いた。
夕方にはやや雨脚は弱まったが、依然として傘は手放せない。
有楽町の駅を出ると
「陽水 チケット譲ってください」
と書いた紙をかざす若い女性が、ぽつんと立っている。
彼女はまだ大学生くらいの年齢に見えた。
東京国際フォーラム2daysを完売し、さらに武道館公演を追加してそれも完売してしまうという陽水の集客力。
その要因は、こうしたあらゆる世代に周知されているところにある。
「佐野元春って知ってますか?」
といっても、20台の人はほとんど知らないし、10台は壊滅。
だが、井上陽水はあらゆる世代に知られていて、そのスタンダードなヒット曲まで知られている。
かつて斎藤由貴がカバーして歌っていたことは知らなくとも、
「夢の中へ」はおそらく、日本人の間でもっとも知られていて、誰もが口ずさむことができる歌だろう。
東京国際フォーラムのカフェは、どこも満席
コンサート待ち、あるいは展示イベントの帰りか。
ほとんどの人がきちんとした服装をしている。
有楽町という町が持つ空気か、ガラス越しにみる彼らはどこかいかして見える。
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