実力5運3体調2だった

北京五輪バドミントンの日本選手の予想は男子複は初回戦敗退、男女単は三回戦、女子複は準々決勝だと、私は思っていたのである。けれども稀には違うこともある。末綱聡子・前田美順組(スエマエ)の女子複は外れた。準決勝へ進出した。
準々決勝で中国のチャン・ジェウェン/ヤン・ウェン組を2対1で倒した。相手はアテネ五輪の金メダル組だが、嬉しい誤算だった。
中国にとってはそれは信じがたいことだった。女子複は中国がメダルを独占すると思われていたのに、それを阻んだ。中国の心のうちは察しがつく。なによりもスエマエの喜びがそれを物語っている。
オグシオならご存じだろう。金星をあげたのはスエマエの方だった。それまでマスコミが取り上げたのはオグシオで、スエマエは欠片もなかった。
私は大会前、スエマエがメダルを取れば日本のバドミントンの歴史が変わるといった。それなのに笑って無視された。私はスエマエがメダルを取る可能性がないという気にはなれなかった。準決勝の相手はイ・ヒョンジュン/イ・キュンウォン組だったが、なにしろ相手は韓国である。0対2で破れた。三決も中国のウェイ・イーリー/ツアン・ヤーウェン組に0対2で破れた。
以上、世界の上位十に入っていれば勝つ好機はつねにあるのである。私はバドミントンの試合は実力5、運3、体調2であることを見出し、スエマエにはロンドン五輪を目指して欲しいと思っている。
(*二〇〇八年八月十五日記)

スポーツ
2008/08/15




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