115 どう考える900兆借金国・地方の借金は2005年で912兆だと言う.1990年は289兆であったが, バブル崩壊後の財政出動で15年間で623兆増加した.一方、金融危機対策で低金利政策を取った為、90年の利払い16兆(GDP比3.5%)に対し、05年は12兆(GDP比2.5%)だと言う.
ところで,07年の国家予算85兆のうち返済は25兆(34%) である.企業や家計なら借金地獄の状態であるが, どう考えれば良いのだろうか.まず特質を上げてみた.
①GDPの約1.5倍を超えている(他国はGDP以下)
②海外から借金はしていない(郵貯,金融機関がほとんど)
③返済額を新たな国債発行でまかなっている
④低金利政策を取らざるを得ない
⑤将来も返済額が予算を硬直化させ,民意を圧迫し,重税を強いる
⑥日本経済は900兆の上げ底(先食い)の上で営まれている
これに対し,
・残高の危険水域はGDPが上限とする説,
・
返済は国家予算の20%が上限とする説,
・債権者が国内だから,どうにでもなるとする説,
・国民資産が1500兆あるからどうにかなるとする
説,
・債権を差し引きすると純債務は400兆程度であり問題ないとする説
・インフレを起こせば軽減できるとする説(紙幣が紙屑になるが)
など評価はさまざまである.
いずれにせよ,世界に類のない膨大な借金残高は, 公共投資によってGDP,税収が増えるから問題ない,背に腹は変えられない,子孫への負担など,わしゃ知らん,と国債を発行し続けた結果である.真剣な返済計画など聞いた事はない.
特に90年から資産バブル崩壊対策で,15年間,空前の財政出動(623兆の残高増加)をした.しかし,真に効果のあった政策は15年後の構造改革であった事からすれば,まさに,改革なくして成長なし,であり,現在の経済規模では,いくら財政出動をしても効
(1/4) 次»
コメント(0)|コメントを書く
カテゴリー一覧
最近のコメント
プロフィール
このブログを友達に教える