ベルトラン・ド・ビリー
ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送交響楽団による
ベートーヴェンの交響曲シリーズで第5番と第6番。
第5番が2007年8月、第6番が2008年2月の録音である。
レコードとしての仕上がりだが、美しい音を聞かせようという
そういう気持ちはあまりないようで、ちょっと言い過ぎか…
しかしこの非常に生々しく、荒々しいまでの力の入れ方、
動きがあって、ザラザラした感触、なかなか興奮させられる。
ウィーン放送交響楽団は独特の音色をもっているような感じではなくて、
むしろとことん機能性を追求して、極めて近代的な佇まいである。
きびきびと性能よく動き回る一方でそこに味わいは求められず、
でもベルトラン・ド・ビリーの音楽作りは面白いし、発見もあるし、
興味ある人には満足だけど、そうでない人には魅力はないのかも。
私は大喜びで聞いているが、やはりマニアックな印象ではある。
OEHMS OC 630
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