10日目 決断 Ⅱ

歩き始めた州チームを再び、激しい雷雨が襲う…。いよいよ鹿児島市内に入る。まとまって歩く、良いペースで進む。41キロ無理だが頑張れば30キロ歩く事は不可能ではない。
雨が止み、日差しが戻ってくると、鹿児島市内のアスファルトは体感温度を2〜3℃も高くする。
次第にペースが落ちる、思うように進めなくなる一行。
結局、鹿児島市内を抜けられずに本日の活動は終了した。
鹿児島市内では、テントを設置出来ないため、桜島の道の駅に泊まる事になる。
ゴールまで残された距離は約70キロと韓国岳のみ、明日40キロ歩いて、30キロ歩いて山をのぼればゴール出来る。そのためには、グループ全員が同じ気持ちを持って行くしかない。
夜のふりかえり、互いの意見をほとんど聞いている様子は無い。これではゴールに辿り着くことは出来ない…、今朝の出発時に本当にゴールをしようとしていたのだろうか…
ゴール出来ないけれど行けるとこまでいこうという雰囲気がある。
グループに向かうべきゴールがない、いいかたを帰ればゴールをあきらめた状態…。スタッフとして決断する時が来た。昨晩、皆に3日間でゴールしたいなら普通にやっていたら無理だよ、でもゴールは不可能じゃないと伝えた…皆が本当にゴールしたいなら、3時出発出来たはず。
活動終了を伝える。子どもたちは、何も言わないただ黙って下をむいたり、どこを見ているのか、定まらない視線。
何故終了なのか、どうしてなんだ、最後まで行きたいと、噛み付く事もなかった。
自分たちに何が足りなかったのか…この旅で学んだ事は何だったのかを見つめて欲しい…。

桜島の夜空には、花火が美しく光っては消え、果てしない旅も終わりをむかえた…。
from タコべー

2008/08/25



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