日本にもこんな人がいると思うと誇らしいいやぁ、すごい人が現れたもんですなー。
むかし流行ったサントリーのキャッチフレーズ風に言わせていただけるなら、「こんな男、ちょっといない」。
といっても、いきなり登場したんじゃなくて、ここ十年でなんだか大化けの様相なんですな。
その人の名、「杉本博司」。
当方のブログにこの人の名前がはじめてお目見えしたのは、5年ほど前。
そのときは月刊誌に写真と記事を提供しているカメラマン、という程度の認識でしかなく。
が、その文章たるや荒俣宏や中沢新一を彷彿とさせる該博ぶりで驚かされた記憶あり。
その後、2005年11月には六本木ヒルズで見た「杉本博司 時間の終わり」展を紹介しておりますが、写真家杉本博司という認識からインスタレーションなどもやっちゃうアーティスト杉本博司へ、という風に若干の軌道修正。
そして、今回。
金沢21世紀美術館で行われた「杉本博司 歴史の歴史」展。
去年の11月から開催されていたのですが、当方も仕掛かり中の仕事の最後の追いこみとあって、身動きがとれず。
ようやく金沢へ飛ぶことができたのがこの美術展終了間際の2日前(本日3月22日で終了)というタイトロープ。
日頃のおこないが良かったせいか、なんとかすべりこむことができました。
ここで見せてくれた杉本博司の顔は能舞台や護王神社を作ってしまう現代作家ではなく、蒐集家としての顔、そしてそのコレクションと自分の写真とをからませてメッセージを送る、世界中どこを探しても見当たらないコンセプト・メーカー&アート・プロデューサーとしての顔であった。
(こう書いて、ほかに思いつくのはランド・アートでびっくりさせてくれるクリスト夫妻ぐらいしかいない)
しかも、そのコレクションのレベルはおそらくは海外のオークションや京都あたりの古美術商から仕入れたと思われる一級品、というより国際的にも価値の抜き出たものばかり。
さらに、カバーするジャンルたるやその頭脳に展開され
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