書下しケータイマンガ 今年から7月になったブックフェアがこの日曜で終わった。文具ショーとの共催で初日から最終日までお客さんの入りは例年より良かったようだ。
今年の電子出版関係は何といってもケータイ・マンガ。凸版のブースとComic Surfing の開発元セルシスが出した各サイトの共同ブースを中心に盛り上がっていた。
ケータイ小説は紙本と同じ感覚だが、ケータイマンガは読んでいて新鮮な感じがする。コマごとに分断したことによる効果と細長いコマのスクロール、小さな文字の拡大など、マンガにリズムが組み込まれた感じだ。
今のところ既刊マンガの配信が中心だが、書き下ろしマンガも登場するという。どんな表現が生まれるのか楽しみだ。
既刊マンガを表現するための苦肉の策――吹き出しの拡大や細長画面のスクロール――はたぶん書下しでもひとつの表現手段として使えるんじゃないかな。書下しだったら「吹き出しの拡大」じゃなくて、存在しない吹き出しが現れるなんてことも可能だろう。
シャープもXMDFを紙芝居仕立てにしたケータイ用のコミックを発表していた。こちらは画面下にセリフを字幕のように配置。
たしかに文字は読みやすいが、セリフの位置が機械的に決められているって面白みには欠けるのでは。XMDFという文字関連では普及したフォーマットが紙芝居にも取り組むことは歓迎だがこの試作品はちょっといただけない。
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