ウィーン・フィルの室内楽

 武蔵野市民文化会館小ホールで「ウィーン・フィルの室内楽」を聴いた。

ハープのグサヴィエ・ドゥ・メストレをメインに、フルートのヴォルフガング・シュルツ(ウィーンフィルのソロフルート奏者)、チェロのフランツ・バルトロメイ(首席奏者)という編成。今年没後200年のハイドン・イヤーにちなんだプログラムだった。

J.ハイドン:フルート、ハープ、チェロのためのトリオ ト長調 op.59 HobXV15

J.シュトラウスⅡ世:ロマンス ニ短調 op.243
             ロマンス ト短調 op.255

Mグランジャニー:ハイドンの主題による幻想曲 op.31

J.ハイドン:アダージョ ヘ長調 HobXⅦ9

J.ハイドン:主題と6つの変奏 ハ長調 HobXⅦ5

G.フォーレ:シシリエンヌ ト短調 op.78
       子守唄 ニ長調 op.16
幻想曲 ハ長調 op.79

M.ラヴェル:ソナチネ

ドビッシー:子供の領分 より  ゴリウォーグのケークウォーク (アンコール)

 ハープをメインにした、この編成のトリオは、はじめてだったが、華麗で力強い演奏にハープのイメージが、がらりと変わった。 グサヴィエ・ドゥ・メストレは、フランス人としてはじめて首席ハーピストになった人だそうだ。25歳で首席奏者というから、その演奏は押して知るべし。知らなかったが「ハープの貴公子」と呼ばれているらしい。たしかに背が高く、ハンサム。ペダルを踏む右足もなんだか絵になるし、弦を奏でる指も綺麗だし、ちょっと飛びはねながら拍手に応える姿も若々しくてカッコイイ。
 しかし、しかし、なんといっても演奏が素敵。ダイナミックといったらいいのか、音がすごいわ! 
 
 一緒にいった友人は、お父さんが入院されている。今週実家に帰って様子をみてくるそうだが、「なんだか私だけこんなに素敵なコンサートを楽しんで、母が可哀想になっちゃった」と。共通の友人も最近体調が悪く、あまり出歩けない。介護を担っている人や病気を抱えている人が、こういう演奏を聴いて、少しでも息抜きできるといいのだけど…。 

文化・芸術 | 音楽
2009/07/01




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