東大入試改革私案 東大入試や合格者がマスコミをにぎわす季節がやってきた。今や東大では貧乏人の子弟の入学が困難な時代になっているという。合格するためには、学生は小学生の頃から塾や家庭教師付きで勉強しなければならなくなり、そのための支出が巨額になるという。そこで、より多様な学生が入学できるような東大入試改革私案を提示する。
上記のようなことが起こるのは、学力試験の上位者のみを合格とするからである。だから、これに手を加えればよい。さらに、より多様な人たちに合格の機会を提供することも考える。私の試案のキーワードは「試験点数に応じた受験者の層化」、「層別に異なる合格率を設定する」と「多くの合格者はランダム選択で決める」の3つである。以下に、簡単な数値例を示しておく。
入学定員を3000人とし、受験者数を9000人とする。受験倍率は3倍である。まず、合格できる範囲を決定しておく。例えば、入学定員の2倍まで、合格できるとする。これまでと同じような学力試験を行う。その上で、試験点数の上位から層化を行う。定員の一割に当たる300人毎に層化を行い、それぞれを上位から順に第1層、第2層などと呼ぶ。そして、特定の上位層のみ全員合格とし、それ以外の層では一定割合のみ合格とし合格者はランダム(無作為)に選択する。例えば次のようになる。
①第1層では、その100%を合格とする、つまり全員合格とする。300人合格。
②第2層から第3層までは、その90%を合格とする。540人合格。
(合格者はランダムに選択。以下も同様。)
③第4層から第6層までは、その80%を合格とする。720人合格。
④第7層から第10層までは、その70%を合格とする。840人合格。
⑤第11層から第15層までは、その25%を合格とする。375人合格。
⑥第16層から第20層までは、その15%を合格とする。225人合格。
この例では、通常なら合格できない試験点数以下の受験生(第11層から20層まで)から600人、定員の2割が合格することになる。
なお入試倍率などを見て、各層の合格者割合を変更しなければならないこともある。上記例では、試験点数で上位の300番以内は全員合格となっているが、これはもう少し枠を広げてもよい。しかし、試験点数だけの無条件合格は、定員の半数以内にとどめたい。
このように入試にランダム性を導入すれば、受験者数はいまよりも大幅に増加するであろう。しかし、上記のように層別に合格率に差異を設け、かつ足切り(入学定員の○倍に満たない試験点数順位の受験者には合格の機会がない)をしておけば、そうむやみに増加することはないであろうし、合格者を決定するための手数も増えることはない。(多額
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