号泣

タイトル通りである。

それも俺様がである。

それも朝5時過ぎからである。

何が起きたかというとだな。溺愛していた「かぶと虫」がこの世を去ったからである。

思い起こせば今年の夏の終わり、息子に見せたい一心で1匹の「かぶと虫」を譲り受けた。

息子の喜ぶ顔が見たいが為に。

しかしながら、家に持ち帰れば、期待とは裏腹に酷い対応でお出迎えである。

息子ときたらとんと興味無し。嫁に至っては「捨てろ」扱いである。

このままでは気が治まらない。

頭に来た俺様は泣け無しの小遣いで虫かごを購入し、死ぬまで飼いきる決意をしたのである。

3日に1度餌も替え、毎日霧吹きで水分補給までしてあげた。家族の冷たい視線を浴びながら。

俺様の独断の判断で息子の林檎をかぶと虫の餌とした時、嫁と大喧嘩した時もあった。

譲り受けた時に「かぶと虫なんか秋までしか生きない」と言われていたが、12月まで生きてくれた。

手塩に掛けた分、悲しみが止まらない。

そういえば、昔飼っていた居「セキセイインコ」が他界した時も、号泣した記憶がある。

俺様は基本的に涙もろいのである。

なので犬や猫などは絶対飼いたくない訳である。

他界したときの事を考えると、恐ろしくてしょうがないのである。

2006/12/15




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