ついに『裸の女房』が本に!『裸の女房』の原稿を書き上げてから、2年近くも2社の出版社で本にしてくれるということだったが、時が経つとともに出版不況は深刻になっていくばかりだった。
資金繰りがつかないということで、出版の約束はご破算になり、、もうダメかと思ったときに彩流社が引き受けてくれた。
5月26日(火曜日)の午後1時、下北沢北口駅前の喫茶店「シャノアール」に、彩流社の編集部の河野和憲君が、できたての本を届けてくれることになっていた。
少し早めに行って待ち合わせていたが、10分ほど遅れて河野君がやってきた。手に取ったときの感動は、初めて本を出したときよりもうれしかった。
先妻のミカが33歳で事故死してから、すでに39年という長い年月が過ぎ去っている。亡くなった翌年の昭和46年7月には、『薔薇族』を創刊し、亡くなった年の11月には再婚してしまっていたのだから、それからは雑誌の仕事で忙しく、何にも考えられなかった。
ミカのことを本にして残したいという思いが強くなってきたのは、『薔薇族』が廃刊になり、作家の丸川賀世子さんから、ミカに関する資料が、30数年ぶりにもどってきてからだ。
ただし、それから数年が、僕にとって最悪の出来事ばかり続いた中での執筆だったから、今思い出してもつらい日々だった。
本が出来上がった次の日から、下北沢北口前にある博文堂書店下北沢店(☎03-3460-1141)の新海一郎店長を訪ねて、『裸の女房』を置かせてもらうことにした。スーパー・大丸ピーコックの3階にある三省堂書店下北沢店(☎03-5738-0881)の店長、母袋幸代さんにもお願いしたら、すぐに注文してくれた。
タウンホールの筋向かいにある古書「ビ・ビ・ビ」(☎03-3467-0085)でも置いてくれる。ここには復刊してからの『薔薇族』も並んでいる。
下北沢に近い方は、この3店で、ぜひ、お買い求めください。本当は僕から買ってもらいたいのだが、送料とか振込代がかかるから、ネットを見ている人は、アマゾンとかに注文すると、送料も取らないで送ってくれるそうだ。
地方に住んでいる人が、僕のブログを見たら、図書館にも購入するように頼んでください。
6月6日(土曜日)夕方4時からの、銀座のキャバレー「白いばら」での出版を祝う会、この不況の最中では、集まってくれないのではと心配したが、100人近い友人、知人が出席してくれそうだ。新幹線に乗って新潟からも何人かが日帰りで駆けつけてくれる。
なんとしても、『裸の女房』をヒットさせたい。皆さんの応援をよろしく!!
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