夢の航路昨日は、午前中に顧問先を訪問。午後も顧問先を訪問。
境港と東海(トンヘ)、ウラジオストクを結ぶ定期航路が、いよいよ今月の29日に就航する予定。
地元では、「夢の航路」として、期待と注目が集まっている。
そこで、何が一体「夢」なのか、私なりの解釈を簡単に記しておきたい。
まず、境港が西日本の物流の拠点の一つになる可能性を秘めているという点である。
現在の西の拠点は神戸になるが、この一部が境港にシフトできるかどうかが課題となっている。
もちろん、地元の物産などを輸出するという新たな需要を取り込むこともあるが、それでは物流量が足りない。
そこで現在、海路を通じてヨーロッパ方面へ運搬している物品を境港からウラジオへ揚げ、シベリア鉄道を使って運搬するようにすれば、物流量も大きく増える。
例えば、レニングラードあたりにある日本の自動車メーカーの工場に部品を供給するのに、シベリア鉄道という陸路を使えば、時間短縮につながる可能性がある。
こうした需要を取り込むことで、定期航路が充実してくる。
境港の物流量が増えれば、関税収入を使って境港のインフラ整備も進む。関連業者が集積すれば、にわかに流通産業の基点にもなる可能性がある。
ただし、今のところ、まだ「夢」の段階である。一つには、国内の道路が未整備だから、境港に運ぶまでに時間がかかる。
米子のインターを降りたら、国道431号を約20キロ走って境港まで行かないといけない。この道は休日は渋滞するし、生活道でもあるから、信号が多く、スムーズな運搬ができない。
だから、本当は米子のインターから境港まで高速道を敷く必要があるが、それはまだ夢の話。
当面は、地元で採れた農産物などを輸出するなど、細々とした運行が精一杯だろう。
フェリーの採算が取れるようになるまで、3~4年はかかると言われている。荷主からすれば、安定した運行が期待できなければ、物流をシフトするのは難しい。
だから、赤字であっても数年は船を走らせる必要がある。そこに県や市の補助金が出されることになる。
これに賛否両論が出るのは当然と思うが、境港の護岸整備と米子インターまでの道路整備も合わせて国に要望していかないと、はかない「夢」に終わってしまう。
そういう意味では、米子市も重要な役割を果たす必要がある。
米子市議会でも、一部の議員により、この航路についての質問がなされていたが、米子市側はほとんど理解できていない様子。
県と境港市だけの問題だけではないのだが
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