ヘボン式研究室 ~ タイムマシン研究の巻ヘボン式研究室は、近未来に発明されそうな科学技術の実現可能性について、近未来観点からコメントする研究グループでございます。
実はこの研究室には、20年後の未来からタイムマシンに乗ってきた研究者がおり、20年後の未来において実現されているかどうかのコメントは可能(それ以上の未来については、よーわかりませんが)なわけでございます。
さて、その、20年後の未来から乗ってきた、タイムマシン、でございますが、うちの研究員が、未来から乗ってきた、ってことは、どうも近未来において、実現されているようです。ただし、不完全な形ではありますが。
うちの研究員によると、タイムマシンの実現のために、時間移動以外に、任意の空間に即、移動できる、空間転移に関する技術的ブレークスルーが必要だが、こっちはまだ、実現されていない、とのこと。
空間転移が実現できないと、どういうことになるかということですが、時間移動した際に、現在の場所が過去において/未来において、絶対的な座標としてどこになるか、なんてことは分からないのですから、結果、時間移動後にどこに放り出されるか分からないわけでして。そうすると、普通、人が生きていられないだろうと思われる場所に放り出される可能性の方が圧倒的。うちの研究員、たまたま、地球の大気圏内の、地上から5メートルぐらいのところに時間移動してきましたので奇跡的に生きています。それでも、5メートル落ちましたんで、骨折ぐらいはしてますけど。
ということで、20年後の未来で、空間転移の技術が確立されていない状況において、一方的に時間移動するのは困難かつ危険、ということになっているので、入り口と出口に時間移動の機器を置き、その間のみでの時間移動を可能とする「タイムトンネル方式」が実用化されております。この方式においては、入り口/出口となる機器が設置されていることが時間移動先の条件となるため、時間移動が可能となるのは、機器が発明された18年後以降、ということになります。
将来的にタイムマシンは発明されるのですが、未来の人が過去にやってこれないのはそんなワケがあるのでして、過去をネジまげたら未来が変わるから、というような理由ではございません。たまに預言者のごとく未来を正確に言い当てる人がいるとしたら、うちの研究員と同じように、空間転移もできやしないのに時間移動してきた命知らずな人たちなのかもしれません。
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